巨大な工場が一大アートスポットに。in北京 ｜ 札幌周辺のグッとくる不動産情報を紹介：札幌空想不動産

バブルだバブルだ言われ続けて、それでもなおはじける気配のない中国。
その首都、北京にあるアートスポット"798芸術区(798廠)"を３年前に訪れたのですが、

この場を借りてご紹介させて頂きたいなと思います。
798芸術区の広大な土地は、日本では考えられないほどスケールが大きく、かつて東欧やソヴィエトの国々へ輸出用の電子機器や部品を作っていた工場の跡地なのですが、今もそこにそびえる煙突などからは当時の様子が伺えます。
そこへ若手芸術家たちが集まってスタジオとして使い始め、次第にそこへギャラリーも集まり、一大美術エリアとなったのです。
近年ではますます観光地化が進み、大型観光バスなども乗り付けています。

経済や文化の中心は上海かもしれませんが、政治と芸術の中心は北京。そんな感じがします。

以前は、村上隆さんの活躍により国際的に日本の芸術家が注目を浴びていましたが、既にその注目は中国に向かっているとのこと。

そい言えば、札幌にも芸術大学を作るという構想があったのが、リーマンショック等の影響でなくなってしまったとか。

なんか残念ですね。

札幌にも同じように利用価値を失った工場等があれば、それがアートスポットとなってもおかしくないのではと思います。（スケールでは勝負になりませんが、質では勝ちたい！）