新しいBUIEをツクル記①　〜　『最終兵器』 ｜ 札幌周辺のグッとくる不動産情報を紹介：札幌空想不動産

６月某日

『シェアハウスBUIE宮の森』が早期に満室になったことを受け、札幌にもシェアハウスのマーケットがあると確信した私は、

創作工房齋藤氏やtwitterを通じ、シェアハウス候補物件獲得に乗り出しました。

特に予算感というのはなく、場所さえ良ければ、戸建てであろうと一棟のアパートやビルであろうと、

マンションの１区画であろうとどんなものでもチャレンジしてみたいと考えてました。

自分自身もあらゆるサイトを通じ、物件情報を追い求め、時には面白いと思える物件もありましたが、

札幌に住んでる人に聞くと「微妙」との意見が多く断念したものもありました。

東京生活が長く、どうしてもエリアについての勘というのがないため、

それこそタクシー運転手を長くやっていた父親の意見等も自分にとっては貴重なアドバイスとなりました。

そんなこともあり、長期戦を覚悟した矢先、創作工房の齋藤様より南郷１３丁目の物件が紹介されました。

それは、１３戸からなる一棟のアパートで、現況は全て空き室、駅からも近く、条件としては理想に近いものでした。

とはいえ、大きな問題が２つあり。１つは、外壁の色が非常にダサく、塗り替えに大きなコストがかかりそうということ。

もう一つは、共用リビングをどうしようかという問題です。一つの部屋をつぶして共用リビングにした場合、収益性はかなり落ちてしまいます。

それを解消するべく、１Fのガレージの一部をリビングにしようと考えました。

しかし、天井高１６００しかなく、冬の寒さがネックとなり、現実的ではありませんでした。

私はサラリーマンもしているため、齋藤様との議論は、夜中に行われるのが通例でした。「やはり収益性は多少下がるものの、一部屋を共用リビングにするしかないか。。」と、

そう諦めた翌日、齋藤様よりインパクトのあるタイトルのメールが届きました。

『最終兵器を送ります』

？？　何か良い案が見つかったのかなと思いましたが、南郷とは違う物件の紹介でした。

これが『シェアハウスBUIE学園前』という新しい物語のはじまりでした。